2021.10.08追記:メモがまとまってきたので最低限の体裁を整えた
「栄光への道」(以後PtGと呼称)キャンペーンを遊ぶためのルールが案外込み入っていたので、適宜メモ
概要
- AoSにおける各バトルおよびアーミーに連続性をもたせつつ、そこにパーソナルなストーリーをのせていくためのもの
- バトルの結果によって、ヒーローやモンスター等は場合によって負傷・死亡し、他ユニットは損耗(兵員減少)していく
- 同時にアーミーおよび各ユニットは栄光ポイント・名声値を得ていき、それによって強化されていく
- 栄光ポイントによってユニットの追加や兵員補充・アーミーの編成制限緩和などを行って軍拡することができる
- 対戦相手がPtGキャンペーンをプレイしていなくても、相手に影響は及ぼさずPtGキャンペーンとして戦うことができる
- ゴールはないので自分で設定するなり飽きるまでやるなりする
プレイの流れ
キャンペーン開始時
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まずPtGロスターを作成する
- キャンペーン全体における選手名簿みたいなもの、アーミー情報+戦闘序列で構成される
- PtGロスターからバトルに出るユニットを都度選択する形でバトル用ロスターを作成して戦う
- バトルパックは自由だが、バトル用ロスターはそのバトルパックの制限に従う必要がある
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相手がPtGをプレイしていなくても、PtGキャンペーンの一環として戦うことができる
- PtGをプレイしていることで戦闘に影響を及ぼすルールを適用しない状態で戦うが、戦後処理におけるポイント獲得等は(ほぼ)行われる
1. 初期編成
- 陣営と派閥を決める(変更不可)
- 初期兵力を決める(1000pt、ユニット数上限8、初期栄光ポイント8)
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プレイヤーは城を持つ
- 城は戦闘序列やゲームの規模に影響する
- 城は兵舎、領地、前哨地を持つことができ、これらはキャンペーン中に得ることができる
- 領地のみ、最初からひとつ持った状態になる
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初期領地を決める
- 初期段階でのユニット制限(ヒーロー3、モンスター1、ウォーマシン1、ウィザード1、プリースト1、増強1、同盟1)のどれかに+1
- クエストを決める(キャンペーン中の任意のタイミングで破棄可能)
1.1 戦闘序列を作成する
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ウォーロードを決める(固有ユニット不可、ヒーロー限定)
- ウォーロードをバトルに出す場合、そのウォーロードをジェネラルにしなければならない
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他のユニットには固有ユニットを含めてもよい
- ただし固有ユニットは負傷も損耗もせず、成長もしない(後述)
- 戦闘序列上限を超えず、初期兵力ポイントを超えない形でユニットを追加する
2. コア強化
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通常ルールによって追加される強化(指揮特性、神器、呪文、奇蹟、固有強化など)を与える
- ピッチバトル等、普段のバトルで用いられる強化と同じもの
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キャンペーン中、ユニットに与えられたコア強化を外すことはできない
- 後に得たボーナス強化(後述)と入れ替えることは可能だが、たとえばコア強化を外して他のユニットに付け替えたりはできない
- 派閥によって優先して得なければならない強化を得ているユニットはボーナス強化との入れ替えができず、また必ず登板しなければならなくなるため、要注意
- 呪文伝承で複数のウィザードに同じ呪文を覚えさせたい場合、ここで最初に選択しておくほか手段がないので注意
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永久呪文、顕現、バタリオン、偉業は初期段階でひとつずつ得ることができる
- これらは宝物殿(≒ボーナス強化置き場)に置かれる
- 初期状態ではバタリオンアビリティ「壮麗」で得られる追加強化が宝物殿にないため、意味をなさないので注意
3. ボーナス強化
- クエストの報酬として、ボーナス神器/呪文/奇蹟/永久呪文/顕現/バタリオンを得ることができる
- これらはボーナス強化として宝物殿に入る
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ボーナス強化はバトルランクを用いるバトルにおいて(=両者がPtGをプレイしている場合)自軍に追加でもたせることができる
- バトルランクによって各種ボーナス強化の追加数に制限がある(1000ptなら各種1個)
- バタリオン効果「壮麗」によって得られるボーナス強化のみ、相手がPtGやってなくても追加可能
4. 戦闘準備
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両者ともにPtGプレイヤーだった場合、バトルランクを設定する
- 編成ポイントおよびボーナス強化の追加制限が変わる
- 城の規模で選択できるバトルランクが決まる
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PtGロスターの戦闘序列からバトルのためのロスターを作成する
- 戦闘序列とイコールではないことに注意、最初はほぼ同じだがキャンペーンを進めるうちに戦闘序列は拡大していく
- 両者ともにPtGプレイヤーだった場合、ボーナス強化を追加してよい(追加数制限に注意)
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相手がPtGプレイヤーでない場合、ボーナス強化、歴戦アビリティ、名声値による追加指揮特性は使用しない
- バタリオン効果「壮麗」によって得られるボーナス強化のみ追加可能だが、あくまでボーナス強化なので宝物殿にあるもののみ使用可能
呪文伝承を追加した場合、ウィザード全員でなく1ユニットのみボーナス呪文を得ることになる
- バタリオン効果「壮麗」によって得られるボーナス強化のみ追加可能だが、あくまでボーナス強化なので宝物殿にあるもののみ使用可能
相手がPtGプレイヤーでなくても、負傷および損耗スコアは適用された状態で戦う
負傷および損耗にかかわるルールは戦闘前、戦闘後ともに無視する-
任意の数のコア強化をボーナス強化と入れ替え可能
- ただし派閥(サブファクション)指定のものは不可
5. 戦闘後
- 栄光ポイントの獲得
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負傷および損耗の解決
- 戦死した兵についてロールを行い、ヒーローは怪我したり死んだり、ユニットは恒久的に兵数が減ったりする可能性がある
- 相手がPtGプレイヤーでない場合は行わない
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名声値の獲得
- 生き残ったユニットに+1、プレイヤーが自由に選んだMVPユニットに+d6
- バトルプランによって追加の名声値を得ることもある
- 結果、歴戦アビリティや指揮特性を獲得可能になったユニットはその場で選択して獲得する
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クエスト結果の確認
- 達成していたら該当する報酬を得る
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領地の探索
- d66して出た領地を獲得するか決める、獲得する場合は10栄光ポイントを支払い、城にその領地を追加する
- 既に得ている/新たに獲得した領地についてアップグレードを行うことができる
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ユニットの追加、増強、補充
- 戦闘序列上限に従う形で、栄光ポイントを消費することでユニットの追加・増強を行える
- 損耗しているユニットについて、損耗スコアを減らす=兵員の補充ができる
用語説明
ウォーロードおよびジェネラル
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キャンペーン開始時にウォーロードを選択し、そのヒーローがかならずジェネラルとなる
- バトルライン制限などによってジェネラルが固定される場合、そのヒーローをウォーロードとするしかない
- 固有ユニットはウォーロードになれないので、ヒーロー枠を固有のみで埋めることはできない
城
- 領地、兵舎、前哨地を持つ
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城塞、大城塞へのアップグレードが可能
- 領地、兵舎、前哨地の所持可能数が増える
- 「バトルランク」適用時におけるボーナス強化数が増える
- 領地はアーミーに様々な恩恵をもたらすが、戦闘序列の制限を緩める目的のものが多い
- 兵舎は戦闘序列におけるユニット数上限を増やす
- 前哨地は現状(2021年10月時点)詳細不明
疑問点
- 神器でウィザード化したユニットは編成制限のウィザード枠にカウントするのか
- 神器によって呪文伝承が追加される場合、コア強化になるのか、ボーナス強化になるのか
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神器によって呪文伝承が追加される場合、その呪文伝承はユニットに縛られるのか、神器に縛られるのか
- ボーナス神器をセットする/外す際、呪文伝承を選び直せるのか、取得時に呪文伝承を選んで固定になるのか
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損耗したユニットの損耗分はバトル中のアビリティで(そのバトル限り)復活させることができるのか
- 明言されていないが、リーダーの負傷と同様、不可としたほうがよさそう